【スーパー耐久】オートマチック車でレースに参戦 クルマづくりの未来へ「走る実験室」

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  • Опубликовано: 14 май 2024
  • 4月20日(土)に開幕した国内唯一の耐久レースシリーズ、「スーパー耐久」。
    スーパー耐久は、1991年の開催以来、国内のトップドライバーからアマチュアドライバーまで、広く門戸を広げる草の根参加型のモータースポーツカテゴリーとして人気を誇っている。
    その2024シーズン開幕の場で、このレースの「新たな未来」が示された。モータースポーツや自動車産業のさらなる発展のため、運営団体の体制を強化。その理事長にトヨタ自動車の会長であり、ドライバー「モリゾウ」としてスーパー耐久にも参戦している豊田章男さんが就任したのだ。
    「新たなスーパー耐久はみんなで新しい未来を目指していくという意味を込めまして、団体名を『スーパー耐久未来機構』に変更します」
    日本の自動車産業の「未来」のために。スーパー耐久は以前からある取り組みを行ってきた。それが2021年に新設された「ST-Q」というクラス。
    このクラスでは、他のクラスに該当しない車両で、メーカーが開発中の車両をレースで走らせることができる。
    技術開発の場としてレースに実戦参加できるということで、多くの自動車メーカーや部品メーカーが参戦、注目を集めている。
    去年5月、第2戦のST-Qクラスでは、モリゾウさんも運転したトヨタの世界初の水素エンジンの「カローラ」が24時間レースを完走。大きな話題になった。実際、モリゾウさんも手応えを感じている。
    「皆さんが見ている前で開発がどんどんどんどんアジャイル(機敏)に進み、何よりも多くの仲間がこのレースという場で開発を進めるということで、集まってこられていると思います」
    それはまさに「走る実験室」。
    クルマづくりの未来のために。この実験室にはトヨタ、マツダ、SUBARU、日産、ホンダ、次々と仲間たちが集っている。
    先日の開幕戦ではホンダとマツダが、CO2(二酸化炭素)とH2(水素)を合成することにより製造された合成燃料で、温室効果ガス排出量が実質ゼロの、いわゆる「カーボンニュートラル燃料」を使った車で参戦した。
    ホンダ・レーシングの青木武治マネジャーは、そのST-Qクラス参戦の意義を次のように語った。
    「シビックのタイプRというスポーツ車で参戦している。カーボンニュートラル燃料を使用してレース車に仕立てている。ホンダの場合は都度参戦ドライバーを代えて、幅広いドライバーの意見を聞きながら車を開発していくということですね」
    MAZDA SPIRIT RACINGの前田育男代表もST-Qクラスの存在を認めている。
    「ST-Qクラスというのは、企業がカーボンニュートラルの時代の新しい時代のモータースポーツを牽引する、切り開いていくチャレンジです。モータースポーツのフィールドから得た知見というものを、実際の商品につなげていくと」
    さらに、実験の題材はカーボンニュートラルだけにとどまらない。トヨタGRヤリスの齋藤尚彦チーフエンジニアは。
    「モリゾウさんが『この楽しいクルマをもっとたくさんの人に乗ってもらいたい』ということで、オートマチックトランスミッション(AT)を開発してきました」
    もしも、手動でミッション操作(マニュアルトランスミッション=MT)をする必要のない、オートマチック車でレースに参戦できたら。
    そんな夢を叶えるべく生まれたのが「ダイレクト・オートマチック・トランスミッション(DAT)」という技術。
    「MTより速いAT」を目指して、このレースの場で開発されてきたのだ。
    プロのドライバーに混じり、67歳のモリゾウさんも「DAT」の開発にドライバーとして参加している。
    ミッション操作がない分、より運転に集中できるという「DAT」。モリゾウさんも走る度にベストタイムを更新していった。同じORC ROOKIE Racingで走る佐々木雅弘選手は。
    「モリゾウさんが一番考えているのは、自分が速く走るというよりもハンディキャップを持った方とか女性の方とか、今、免許を取る8割はATで取られていると思う。そういう中でモータースポーツを楽しみたいとなった時に選ばれるクルマがなかなかないので、ハンディキャップを持った方でも同じレースを楽しめたり、勝負ができたり、そういうイコールの場を作りたい、というのをモリゾウさんは、かなり考えられている」
    そして自らドライバーとしてサーキットを走ったモリゾウさんは。
    「私のようなドライバーにとって『DAT』というのは、より安全に速く走れるいいクルマだなと思います。開発の過程を見守っていただきたい」
    クルマをレースで鍛えて、いち早く実用化へ。スーパー耐久の「走る実験室」は、もう既に未来へ向けて走行中だ。
    スーパー耐久2024シリーズの第2戦は、5月24(金)から富士スピードウェイで行われる。
    (映像提供:STO)
    FNNプライムオンライン
    www.fnn.jp/

Комментарии • 8

  • @sanbo6930
    @sanbo6930 28 дней назад +1

    いつか日本で市街地コースも期待したい!

  • @JBNCarsofficial
    @JBNCarsofficial 28 дней назад +5

    この企画やってくれるフジテレビありがとう

  • @user-pm3rx8jf8r
    @user-pm3rx8jf8r 26 дней назад +1

    会長さん‎( ㆆ ㆆ)و✧
    好きね🥰

  • @user-vr9gb6jq6u
    @user-vr9gb6jq6u 28 дней назад +2

    アレGTAの坂東さんだ

  • @user-to8cj2ql7h
    @user-to8cj2ql7h 27 дней назад

    マツダ大型セダン開発お願いします

  • @usagiusagiusagiusagi
    @usagiusagiusagiusagi 28 дней назад +3

    スポーツカーも今やATが最速なんだからATで参戦てニュースになるのか?

  • @saxonanglo8759
    @saxonanglo8759 13 дней назад

    公道にスポーツ概念を持ち込む奴は 戦犯だと思うんだが  どうでしょう?

  • @kkpeace9250
    @kkpeace9250 28 дней назад +2

    この企画やってくれるフジテレビありがとう